「言うこと聞かない!落ち着きない!男の子のしつけに悩んだら読む本」を読んでみて
子供が言うことを聞かず、思うように行かなくてイライラすることありますよね?
こども園の時間なのに着替えをしない。
遊びに夢中でご飯、お風呂、ハミガキができない。
無理やりやらせると、カンシャクを起こす始末…
結局親自身もイライラするわ、ものすごく時間がかかるわで身も心もボロボロに。
僕は娘(姉)と息子(弟)がいますが、圧倒的に息子が大変。何をどうしていいかわからない時に出会ったこの本。
5%親がしつけや考え方を変えるだけで子供は50%変わる。
親が少し変わるだけで子育てがこんなにやりやすくなるなんて驚きですね。
ちなみにこの本はお母さん目線で男の子のしつけについて書かれています。
僕はお父さんですが、違った観点から何か気づいたり自分にもできることはないかと思い読みました。
保育士としての経験から書かれており、なるほどと思うことがたくさん書かれています。
男の子の特徴となぜお母さんは大変か
・とにかく動くもの(車や犬とか猫の動物)が大好き
・走るおもちゃ(タイヤのついたおもちゃなど)大好き
・自分の操作で物を動かせたり、音が出るものが好き
本書の中の特に共感できる特徴がいくつもありました。
ウチの息子も棒状のおもちゃで机とかを叩いてみたり、タイヤのついたおもちゃカゴをひたすら押して家中を駆け回ってみたりと、The男の子という感じです。
どの行動もそうですが、親が注意する前に子供は動き出してます。まさに後先考えない本能の赴くままといった感じですね。
そしてなぜお母さんが大変か。
それは子供であっても異性であることで、お母さんからすると考えられない行動となってしまうようです。
なるほど、僕たちお父さんは同性であるため、同じ道を歩んできたもの通しで子供の行動に共感できるわけですね。
男の子と遊ぶのは体力勝負な面もあるので、休みの日は子供を公園に連れて行き子供を満足させ、その間お母さんに家事をしてもらったり一息ついてもらうのが正解か?!
しつけとは
しつけとは教え込むことで今すぐ実行させることではないとあります。
叱ったりするのではなく、してほしいことを10回は伝えることが大切。10回でダメなら100回という気持ち!
確かに仕事でも1回言われてできるようになるかといわれれば難しい。
かといって2、3回で完璧にできるかと言われれば…(笑)
ましてや子供だし、根気強く伝えることが大事ですね。
そして褒めたりするときも、具体的に褒めてあげる。
すごい!上手!! 言いがち・・・・
○○ができたね。とその行為を具体的に言ってあげることがポイントのようです。
そして褒められた子供は、また褒められようと行為を繰り返してそれが習慣化していくというもの。
単純に褒められたい、叱られたくないというのが目的にならないように何が良かったダメだったかを伝えるのが大事なのかなと思います。
子育ての考え方
5%親が考え方を変えれば子供の成長は大きく変わる
ほぼ今のままで少し変えるだけで良いならやってみようと思いますよね!
子供のありのままを認めて受け止める。
子供はできないことが当たり前と捉えていると親も気持ちに余裕ができてくるようです。
着替えが遅い、買い物へ行くと走り回って倍以上の時間がかかる等は、時間に余裕がない親の気持ちで考えたものだと気づかされました。
時間かかるを前提に、ちょっと時間に余裕を持って僕が行動すれば子供を叱ったりイラっとするのが減りそうです。
僕もこども園へ行く前の息子を着替えの際、しばらく前から着替えを何度も伝えておくことでブロック遊びからカンシャクを起こさず切り替えできました。
前よりはできるようになったけど、まだまだできなくてイラッとすることも全然ある・・・・
ありのままを受け止める!コツコツ続けてみよう!!(自分に言い聞かす)
まとめると
しつけは叱るのではなく伝えることが大切。
子供はできないことが当たり前なので、親が気長にありのままを受け止めてあげると考えることが重要のようです。
本書ではすぐに実行できそうなことが書かれてあるので、ちょっとやってみようとすぐ実践できるのが良いです。
とはいっても、そんなに自分をコントロールするのは難しい。つい叱ってしまう…
僕も気を長く持つことを心がけているものの、つい叱ってしまうことも多々あります。
ずっとその考え方を貫き通すのも難しいので、こういった方法もあると意識しておくのが大事かと思います。
子育てができるのは今だけ。後から後悔しないように20年後、30年後の自分がタイムワープしてきたような気持ちで子育てするのが大切ですね。
僕が読んでも色々と学べる本でしたが、男の子を持つお母さんをターゲットにした本のように思います。
男の子がいるご家庭はぜひ一度読んでみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。